New Zealand Embassy Tokyo, Japan

ジョン・キー ニュージーランド首相が国会において日本に向け哀悼の意を表明

2011年3月15日

ジョン・キー ニュージーランド首相が国会において日本に向け哀悼の意を表明

3月11日金曜日、ニュージーランド時間の午後6時46分に、日本の東北地方をマグニチュード9.0の地震が襲いました。
地震は巨大な津波を引き起こし、東北地方沿岸は壊滅的な打撃を受けました。太平洋周辺諸国においても日本ほどではないものの影響がありました。

日本の東北地方を中心に何千もの人々が命を落とし、今なお何千もの人々が行方不明となっています。

そして今、死傷者数の規模が徐々に明らかになりつつあります。

ニュージーランド人死傷者は現在まで報告されていませんが、災害に巻き込まれたニュージーランド人がいないか両国の関連当局が懸命に確認作業を進めています。

現在もマグニチュード5以上の余震が続くなか、福島原子力発電所の損傷に関連する被害が懸念されています。

この壊滅的な災害の程度が明らかになるにつれ、私は、ニュージーランド政府より日本に向けて、心より深い哀悼の意を表したいと思います。

私たちは、被災したすべての人々に、とりわけ愛する家族を失った方々、家族の安否確認を待っておられる方々に深い同情を禁じえません。

特に、現在日本にいるすべてのニュージーランド人にも、私たちの思いはあなた方と共にあることを知らせたいと思います。

ニュージーランド人は、地震と津波の直後に起こった破壊の映像を信じられない恐怖目にしました。

我が国も死傷者をともなう大地震に見舞われたばかりであり、日本の惨状と犠牲者の情報に接し、その心痛を共有しています。

不運にも、私たちもこのような自然災害がもたらす苦悩やストレスそして悲痛な思いを、嫌というほど知っています。

昨晩、日本の菅首相と話しをすることができました。

菅首相とは何度かお目にかかっており、直近では昨年11月に横浜で開催されたAPEC首脳会議の際でした。

首相に電話で個人的にお見舞いの言葉をお伝えいたしました。

菅首相には、日本国民の皆様にニュージーランド国民の哀悼の念をお伝えくださるよう、お願申し上げました。

首相は、日本が直面している未曾有の被害について説明され、日本政府と国民はこの惨状に対処すべく一丸となって取り組んでいる、と語られました。

また、現在日本で展開中のニュージーランド捜索救助隊の迅速な派遣を含むニュージーランドの支援に対し謝意を述べられました。
また、菅首相から2月に起きたクライストチャーチ大地震の被災者に対して、再びお見舞いの言葉をいただきました。

ニュージーランと日本は素晴らしい友人であります。

日本は我が国にとって第4位の貿易相手国であり、これまでに多くのニュージーランド人が日本を訪れ、また滞在しています。一方、日本からも多くの人々が我が国を訪れ、滞在しています。

両国の緊密な関係は我が国にとって重要です。我が国も日本も最近悲劇に見舞われましたが、これがむしろ両国の関係をよりいっそう深いものにするでしょう。

ちょうど3週間前、クライストチャーチが震災で被害を受けた時、日本をはじめ多数の国々が即時支援の手を差し伸べてくださいました。

日本の捜索救助隊の協力は、私たちの救助、収容活動の大きな助けとなりました。

日本がこの惨事を乗り越えられますよう、ニュージーランドとして可能な限り支援する所存です。

私たちが困った時に日本は力を貸してくださいました。私たちも同じように、日本が必要とする時に援助をおしみません。

我が国の捜索救助隊はオーストラリア隊とともに既に日本で現地入りし、活動を開始しました。

支援活動にあたり、日本とアメリカの協力を得られましたことを感謝いたします。

捜索救助隊派遣に加えて、今後も引き続き出来うる限り支援して参ります。

私たちの心は日本国民の皆様と共にあり、被災地で犠牲となった多くの方々に深く哀悼の意を表します。